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宗教上の理由に基づく輸血を拒否される方に対する基本方針について

2024/08/15

お知らせ

光晴会病院では、宗教上の理由による輸血を拒否する患者の皆様に対して、以下の方針で対応いたします。

1.当院では『相対的無輸血』を方針とします。
✻『相対的無輸血』とは、患者さんの意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力しますが、輸血以外に救命手段がない事態に至ったときには、輸血を行うという立場・考え方です。この場合、輸血同意書が確保できなくても輸血を行います。

2.患者さん(信者)が提示する「免責書」等、「絶対的無輸血」に同意する文書には、署名いたしません。
✻『絶対的無輸血』とは、患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方です。

3.以上の方針は、患者さんの意識の有無、成年と未成年の別にかかわらず適応します。

4.当院の方針を十分に説明し、相対的無輸血治療に同意いただけるように努めますが、最終的に同意が得られない場合は、他医療機関での治療をお勧めします。