各種ご案内

患者支援相談窓口案内

患者支援相談窓口

患者支援相談窓口では患者さんの立場と権利を尊重し、プライバシーに配慮した相談を医療ソーシャルワーカーが担当しております。

「入院費のお支払いについて聞いてみたい」
「介護用ベッドや車椅子をどうやって準備しよう」
「家に手すりがほしい」
「家に看護師さんが来てほしい」
「介護保険はどうやって利用するの?」
「どうやってお風呂に入ろう?」 など、通院や入院加療中に生活面での不安や心配事があるかと思います。

患者支援相談窓口では様々な福祉の制度(介護保険、身体障害者福祉、高額療養費 等)をご案内させて頂いております。
ご遠慮なく医療ソーシャルワーカーへご相談ください。

ご相談内容
  1. 健康保険・年金などの医療に関する相談ごと

  2. 介護保険制度・福祉サービスの利用(入浴サービス、ホームヘルパー、日常生活用具の準備など)

  3. 入院生活における心配・在宅での生活における心配など

  4. 退院後に関すること(在宅での生活や福祉サービスの利用、転院先、施設入所に関すること)

  5. 経済的な問題(医療・生活費など)

  6. 家族や家庭内の不安や問題など

受付時間

月曜日~金曜日 8:30~17:00

お問い合わせ(地域医療連携室)

〒852-8053 長崎市葉山1丁目3番12号

TEL:095-857-3563FAX 0120-573-632

カルテの開示について

診療情報の提供(カルテの開示)について

当院では、日本医師会の定める「診療情報の提供に関する指針」および当院規定に準じて、診療情報を提供いたします。カルテ開示を希望される場合は、主治医にお申し出下さい。
申請できる方は、基本的に患者さん御本人です。
またカルテを開示することが治療を進めていく上で好ましくないと判断した場合には、カルテの開示の是非を病院内の委員会で検討して決めることにしています。なお、カルテやフィルムのコピーを希望される場合は実費を頂くことになりますのでご了承下さい。

患者さんの権利

特定医療法人光晴会病院職員は、当院の医療理念をより生かし、より高め、患者さん本位の医療を実践する為に、患者の皆様の基本的な権利を「宣言」という形でここに明確にし、全職員が日々努力して到達すべき実施目標とします。

1. 尊厳性への権利

患者さんは、誰もが一人の人間としてその人格、価値観などを尊重され、医療提供者との相互の協力関係のもとで医療を受ける権利があります。

2. 平等で最善の医療を受ける権利

患者さんは、社会的地位・疾病の種類・国籍・宗教などにより差別されることなく当院で達成可能な最善の医療を受ける権利があります。

3. 情報に関する権利

患者さんは、ご自身の病気・検査・治療・見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明と情報を受ける権利があります。また、ご自身の診療記録の開示を求める権利があります。

4. 自己決定権

患者さんは、十分な説明と情報に基づき、自らの意思で、医療内容を選択する権利があります。
同意できない場合は、医療を受けることを拒否することもできます。また、医療行為の選択にあたっては、他の医療機関の意見(セカンドオピニオン)を聞くことができます。

5. プライバシーの保護と秘密保持の権利

患者さんは、診療過程で得られた個人情報の秘密が守られ、病院内での私的な生活を可能な限り他人にさらされず、乱されない権利があります。

6. 健康教育を受ける権利

患者さんは、病気・福祉・社会保障制度など関する十分な情報・知識を踏まえて自己の健康や保健サービスに関する選択が行えるようになるため、保険教育を受け学習する権利があります。

7. 医療参加への権利

患者さんは、医療内容や病院の運営につき苦情や意見を述べ、医療従事者とともに医療改善の活動に参加する権利があります。

セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは、患者さんがご自身のご病気に対する診断・治療方針等につきまして、現在受診されている医師(担当医)以外の医師の意見(第二の意見)を求めることをいいます。

当院はインフォームドコンセント(説明と同意)が最重要な事項と考えており、治療法などを決定されるのは患者さんや御家族(自己決定)ですので、他の治療法の可能性など患者さんがより納得の得られる医療を受けていく為に、セカンドオピニオンを推進してまいります。
セカンドオピニオンには、

1. 当院以外の医師の意見を求められる場合
2. 当院でセカンドオピニオンの提供を受けられる場合

                   があります。

当院におけるセカンドオピニオン規定
(1)セカンドオピニオンの種類

当院以外の医師の意見を求められる場合、当院でセカンドオピニオンの提供を受けられる場合が存在するがいずれの場合にも対応する。

(2)セカンドオピニオンの方法

他院、他医に意見を求める請求があった場合患者本人よりの請求を原則とする。
受付窓口は患者支援相談窓口とし、電話または直接請求とする。
セカンドオピニオンの請求があった場合は、医療ソーシャルワーカーは担当医師へ連絡し、資料の提出を求める。
当院の担当医への直接請求も認める。
直接に医師が請求を受けたときには、医師は患者支援相談窓口へその旨連絡する患者支援相談窓口は資料の受け渡しなどを行う。
患者支援相談窓口はセカンドオピニオンのファイルを作成する。
資料とは当院での診療記録(サマリーなど)検査成績、検査画像などである。
当院の医師へセカンドオピニオンの受診を希望された場合、受付窓口は患者支援相談窓口とし、電話または直接請求とする。
原則として、現在治療を受けておられる担当医の紹介状、連絡状を求める。
同時に資料(検査成績やレントゲンフイルム等)を求める。
ii、iiiの書類が揃った時点で、当院患者支援相談窓口へ連絡する。
患者支援相談窓口は担当科の部長へ連絡し、日程の調整を行う。
明らかに訴訟目的の場合は受託しない。
当院で受けられる場合は以下の事項を原則とする。
患者さんの診療・治療を行う医師はあくまで現在かかっている病院の医師であることを原則とする。
原則として治療(投薬、処置)は行わない。紹介先が希望された場合を除く。
患者は現在の担当医へお返しする。
セカンドオピニオンの内容については当該担当医へ連絡する。
もし検査を行った場合は、画像所見、検査所見などのデータは担当医へ提供する。

(3)セカンドオピニオンを受けつける科と疾患は以下の通りとする
  1. 内科:消化器疾患・呼吸器疾患・腎疾患・肝疾患

  2. 外科:消化器疾患の手術について

  3. 泌尿器科:泌尿器一般

  4. 循環器内科:循環器一般

  5. 心臓血管外科:心臓血管の手術について

(4)セカンドオピニオン対応時間(当院で受けられる場合)

担当医の外来診療時間外での対応(特別相談)を原則とする患者支援相談窓口の調整で担当医と日時を指定し、30分~1時間枠を設定する

(5)セカンドオピニオンを行う場所

原則として外来診察室を使用する

(6)セカンドオピニオンの費用

30分5500円、1時間11000円(消費税込)とする

インフォームド・コンセント(説明と同意)

当院では、病気の治療に当たりインフォームド・コンセントが重要と考えています。インフォームド・コンセントとは、患者さんが受けられる検査・治療について十分かつ分かり易く説明を受けられ、ご理解と納得をいただいた上で、治療の同意をしていただくことです。

治療についての最終選択権は患者さんにありますので、そのためには、御自身の病気の状況・状態をしっかりと理解、納得していただき、その上で検査・治療を受けていただくよう努めてまいります。