各種ご案内

画像診断科

スタッフ紹介
診療放射線技師

7人(うちマンモグラフィー認定技師1人)

内視鏡技師

1人

事務員

2人

検査内容

一般撮影

レントゲン撮影とよばれている検査です。X線を用いて胸や骨などの構造を画像化する検査です。
金属やボタン、衣類のプリントなども写るので、病変に重なったり異常陰影となって、正しい診断の妨げになる場合もありますので、写真撮影時には、細心の注意を払います。

マンモグラフィー検査

乳房撮影は、乳房を上下または左右から板で挟み脂肪の中に隠れた小さな病気を見つけるため、専用のエックス線装置を使います。そのとき、乳房を押さえつけるので少し痛みを感じるかもしれません。
当院のマンモグラフィは、3年毎にマンモグラフィ検診精度管理中央委員会のデジタル系マンモグラフィ検診画像施設認定を取得しています。
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師・検診マンモグラフィ読影医師が対応しています。
撮影は女性技師が行なっています。

CT検査

CTとは(computed tomography)の略称です。人体に360°方向からX線をあて、透過したX線をコンピュータで処理し、臓器の輪切り像や3次元画像などを作成する検査です。
当院のCTは2017年9月に最速の320列MDCTを導入し、よりスピーディーで微細な検査が可能となりました。被ばく量も前機の半分以下、健診や心臓CTなどでは約5分の1の被ばく量でも可能です

心臓CT検査・CT冠動脈造影検査

腕の静脈から造影剤を入れて、冠動脈のようす(狭さ)をくわしく調べます。痛みはありません。
心臓の表面にある冠動脈(およそ直径3mm)の動脈硬化による狭窄(冠動脈の血液の通り道が狭くなること。狭心症の原因。下図の矢印)しているようすが、あたかもカテーテルを使って行う従来の冠動脈造影のように、知ることができます。
また冠動脈の石灰化(動脈硬化のために血管の壁が石灰のように硬くなっているところ(下図の青矢印の白く写っているところ)や動脈硬化のプラーク(動脈硬化が育っているところ、黄矢印)がCT冠動脈造影では観察することが出来ます。

対象となる心臓病

症状などから狭心症が疑われる方はもちろんですが、冠動脈だけでなく心臓のつくりや動きもたいへんよく観察することができるため、弁膜症など多くの心臓病に役立ちます。冠動脈バイパスも観察できます。

検査のための準備

検査前4時間は絶食でお願いします。
お水、お茶は飲んでください。
また、必ずお薬は続けてください。
次の事に当てはまる人は事前に担当医にお知らせください。
ペースメーカ埋込み後の方・造影剤での副作用歴・アレルギー・喘息・腎臓病・糖尿病・甲状腺機能亢進症・妊娠の可能性

検査時間

CT室内で約20分を見込んでください。

検査の流れ

リラックスされて、横になってください。
CTにより「体の輸切りの絵」を撮影する間、およそ10秒、息を止めます。
息止め時間が、以前のCT装置に比べ格段に、短くなりました。
まずベットに横になり腕の静脈(採血と同じ血管)に造影剤用の点滴をします。
心電図のシールを貼り、造影剤の注射の準備をします。
位置を決める為の写真を数枚撮影し、位置が決まったら点滴から造影剤を注入ながら撮影して終わりです。
造影剤を注入後しばらくの間体が熱く感じられますが、造影剤特有の灼熱感ですので心配ありません。

検査後

ほかに検査が無ければ終了です。点滴の針を抜いて、着替えたら終わりです。 お食事も生活も普段どおりで構いません。 造影剤は全て尿と一緒に排泄されますので水分はいつもより多めにとっていただくようお願いしています。 また、稀にですが検査の数時間後~数日後に、じんましんなどの湿疹が出る場合があります。 普段と少しでも違う症状が出た場合には、すぐに当院に御連絡下さい。

検査結果について

検査の結果は次回の診察日に分かります。解析時間が検査の目的により異なります。
数十分~数時間と幅が広く、又、専門医の解析も行いますので数日から1週間後に担当医より結果説明とさせていただいております。

透視検査

透視とはX線を連続的に出すことで、テレビモニタを通して体内の映像を観察する検査です。病変の診断や治療に重要な役割を果たしています。
透視室では人間ドッグなどの胃透視や、小腸大腸透視、ERCP(内視鏡的膵胆管造影)、PTCD(経皮的胆管ドレナージ)、透析シャント造影拡張術、気管支鏡等多岐に渡った検査を行っています。

血管造影

血管造影とは血管内にカテーテルという管を挿入し造影剤を注入してX線撮影を行います。
血管性病変、腫瘤性病変の診断、治療をする検査方法です。
当院では心臓血管造影検査、腹部血管造影検査などを行っております。

内視鏡検査室

内視鏡室では、上部消化管内視鏡(食道・胃・十二指腸)、下部消化管内視鏡(小腸・結腸・直腸)、気管支内視鏡・胆道内視鏡等を行っています。

上部内視鏡検査では、細経のスコープおよび経鼻内視鏡を導入し、内視鏡検査を受けられる患者さんの苦痛の軽減に努めています。

内視鏡検査は、診断目的で行われる検査のほかに吐血・下血、誤飲などでの緊急時の治療をはじめ、下記の治療も行っています。年間約3000件の上部消化管内視鏡検査と約1000件の大腸内視鏡検査を行っています。

内視鏡治療
  • 消化管狭窄拡張術

  • ポリープ切除術

  • 内視鏡的粘膜切除術

  • 食道静脈瘤結紮

  • 経皮的胃瘻造設術

  • 内視鏡的乳頭切開術

  • 内視鏡的経鼻胆道ドレナージ 等

胃内視鏡検査
ご予約

基本的には、一度外来を受診していただき、診察後に検査予約を行います。尚、医師が必要と判断した場合は予約無しでも、内視鏡検査を行うことがあります。

検査の流れについて
検査前日~

午後9時以降は食事を取らず、水以外は飲まないでください。(検査当日は飲水のみ可)

検査当日~

検査の性質上、お車でのご来院はご遠慮ください。常用薬を服用されている方は必ず相談してください。

検査後

医師からの説明に従ってください。(飲酒・車の運転などについて)

大腸内視鏡検査
ご予約

基本的には、一度外来を受診していただき、診察してから大腸内視鏡検査の予約を行います。大腸内視鏡検査は、検査前日より下剤などの準備がありますので、一度外来を受診していただいております。

検査の流れについて
検査前日~検査直前

検査前日昼より当院よりお渡しする検査食を摂っていただき、その後下剤を服用していただきます。 当日は腸を洗う水分(洗腸液)を飲んでいただき、排便を確認後に検査を行います。検査の性質上、お車での来院はご遠慮ください。薬を服用されている方は必ず相談してください。

検査後

医師からの説明に従ってください。(飲酒・車の運転などについて)

検査室Q&A

マンモグラフィー
なぜ左右両方撮影するの?
乳房の中には乳腺や脂肪などが含まれており、人によりさまざま形をしています。しかし左右の乳房は似た分布をしており、同じように撮影した左右の写真を比較することで異常な影が探しやすくなります。
なぜ強く押さえるの?
押さえずにそのまま撮影すると、乳腺や脂肪の重なりにより乳がんが写りにくくなります。圧迫して乳房の組織を広げることによって鮮明な写真となり、乳がんを発見しやすくなります。また、薄くすることでX線の量を少なくできるという効果もあります。
検査時間は?
検査時間は10~15分です。